毒入りコーラ事件の公衆電話　2024/08/03 　オイラはよーく覚えていますよ、60歳、いや61歳だもの。事件は1977年（昭和52年）1月3日に起 きました。オイラ13歳の中学生の時でした。品川駅は高輪口側の公衆電話に置いてあった瓶コ ーラを高校生が住まいに持ち帰って、翌日飲んで絶命しました。死因は青酸カリ（青酸ソーダ）に よる中毒死である事から「青酸コーラ無差別殺人事件」が別名の所以です。 　更に同日朝8時過ぎ、600m 北に離れた路上で作業員が毒入りコーラを飲んで路上で亡くなって いた。その後、犯人特定に至らず、1992年（平成4年）1月に時効が成立し、未解決事件となっ た。 　オイラが驚いたのは、この第一の事件の高校生が毒入りコーラを拾った公衆電話が、47年経 った今でもその場に現存するという事です。新宿駅から品川駅まで朝ランするついでに、その公 衆電話に立ち寄ってみました。 　ホントに品川駅前だ。第二京浜国道こそ横断するが、改札までは徒歩数分の距離。当時は黄 色い電話機も、当然今やグリーン。当時の習慣として、未開封だったら食品が落ちてればラッキ ーだったのかな？　何の迷いもなく口にしてしまったんだな。